1992年– category –
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腹八分目
〔1992年10月〕 敬老の日、家族7人で食事に出掛けました。 岩風呂に入り、祖母や母と背中を流し合い、ゆっくりと汗を流した後の食事でしたので、おいしく頂き、 自分はきれいに平らげました。 その時、「ああ、おいしかった。 もう満足」という気持ちにな... -
きょうかい、すき
〔1992年6月〕 2歳になる息子は、教会が大好きである。 電車のおもちゃや積み木があるからなのだが、それにもまして、 「先生」が好きなのだ。 朝食が済むと、電車のおもちゃを持って、 「せんせい」 と言って、教会へ行こうとせがむのである。 この「せ... -
無条件の思いやり
〔1992年3月〕 今、私は、病院の待合室にいます。 病院の前に車が止まり、若いお嫁さんが、 八十過ぎのおばあさんを抱えて入って来ました。 「おばあちゃん、 階段がありますから、気をつけてね」 「どこに座りますか。 背もたれのあるここがいいかしら」 ... -
信心の芽生え
〔1992年1月〕 1歳半の子どもは、 ご祈念を始めますと、必ず私の側に来ます。 ある日、「いっしょに、お祈りしようか」と、声をかけましたが、台所へ行ってしまいました。 後を追いますと、流し台の上の棚に向かい、お祈りをしています。 この棚には、お...
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