1994年– category –
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命あるゴミ
〔1994年10月〕 私の住んでいる市も、燃えるゴミ、燃やせないゴミ、資源ゴミ (金属類・ビン類) の分別がある。 燃えるゴミは週2回あり、我が家のゴミの量は、45リットルポリ袋に二つ。いつも両手に持ちながら、一体何でこんなにゴミが出るのと自問する。 ... -
神様には悪いことはいわないで
〔1994年8月〕 男の子をもつと、幼稚園でけがをして帰ってくるのは、覚悟しておかなくてはならない。 元気に帰らせて頂くとお礼申さずにはおれない。 ある日、制服の左肩の名札の部位が引き裂かれて帰ってきた。これは、ただ事ではない。 子どもは、皆の前... -
小さな布教者3
〔1994年3月〕 ある日、管理人さんが「今日も教会へ行ってきたの」と声をかけて下さり、お忙しい中、子どものご祈念を聴いて下さった。 「ありがとう。何だか清々しい気持ちになったわ。また聴かせてね」 「どこへ行くの?」 「決まっているじゃないか。 教... -
小さな布教者2
〔1994年2月〕 夫の転勤で、私達は東京へ向かう新幹線に乗り込んだ。 3才の子どもは、新幹線が出発するやいなやお祈りを始めた。座席の前も後ろも人がたくさんいるので皆さんに聞いてもらいたかったのだろうが、公共の場だけに「社宅についてからね」と納... -
小さな布教者1
〔1994年1月〕 子どもが2才半になり、「取次唱詞」を覚えた頃、どこへ行っても真顔でお祈りをした。 ある日、病院の待合室で、患者さん(子どもにとってはお客さん)の方を向いてお祈りを始めた。 皆さんは何をするということもなく座って待っている方が...
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